預貯金や不動産、権利等の財産から借金まで不安ならまずは相続(相続手続き、遺言書作成、遺産分割協議書作成、遺留分)について知ろう。

使わない不動産を活用する

使っていない不動産があれば、売却するという方法以外にも、貸し出すという選択肢もあります。

具体的にどうすればいいのかという事は不動産会社に仲介してもらう事で、手続きはかなり楽になり、積極的に宣伝などを行ってもらえる場合もあります。

手放すのはちょっと、だけれど使わないし、という事で困っている不動産があるのであれば、不動産会社に行って相談してみるのもいいかと思います。いい借り手が早く見つかるといいですね。

不動産を上手に活用する事ができれば、定期的に収入を得る事ができるでしょう。売却の様に手放す分けではありませんので、将来自分達がその物件で生活するという事もできるかと思います。

遺産相続と兄弟の関係について

遺産相続というとなにかと争いになることが多いです。でもそれは資産家の家というイメージがありますが、実際はそうでもありません。とくに昔は長男が家を継ぎ家系の責任を受け継ぐ時代がありましたがいまは、兄弟で遺産相続を分けるのが当たり前になっているために、もめることが多いです。

とくに残された一軒家の場合は資産をきっちりと分けられないために、トラブルの原因になるのです。その場合も兄弟でだれが法定相続人になるのかや分売の比率などを確認しながら、話し合いをしていくことが必要です。それでももめるというときには、法律に詳しいかたや弁護士に依頼するほうがいいです。

相続手続きで困ったら専門家に相談する

相続手続きは複雑で煩雑なものが多く、一般の人が行う事が難しいケースが多々あります。そうした場合は弁護士や司法書士、税理士などの専門家に相談しましょう。専門家は、例えば、相続人の調査では職権で戸籍謄本を取得できますし、遺産分割協議では法律に従ったアドバイスを受ける事ができます。

また相続税の申告は税理士でなければ作成する事は困難であり、相続人から廃除する場合は生前に家庭裁判所で手続きを行う必要があります。このように、相続手続きの中には専門家に依頼した方がスムーズに手続きができるものが多いので、手間や争いを避ける為にも専門家に依頼するように心掛けましょう。

相続手続きより前に相続放棄をする事はできる?

相続放棄は相続開始後の相続手続きで行う手続きであり、相続が開始される前、すなわち被相続人の生前に手続きを行って放棄をする事はできません。しかし、被相続人が放棄を希望する者に遺産を与えないように遺言を残し、かつ家庭裁判所に遺留分の放棄を申し立て、許可を受けた場合は、その者が心変わりをして相続時に遺産を取得しようとしても、相続放棄と同じように遺産を取得する事はできなくなります。

なお、この方法では相続が終了後、新たに債務が発見された場合はそれに対して返済義務が生じますので、財産も債務も承継しない為には、やはり相続開始後に相続放棄の手続きを行う必要があります。

遺産を放棄する場合の相続手続き

被相続人の財産および債務の一切を承継しない事を相続放棄と言いますが、相続手続きの中でも特に短い期限を持つ手続きである為、早めに手続きを行う事が大切です。相続放棄の手続きは、家庭裁判所に放棄の申述書、被相続人の住民票除票、放棄する人の戸籍謄本などを提出し、家庭裁判所からの意思確認を経て、申述が受理される完了となります。

なお、相続放棄は原則として撤回する事はできませんので慎重に決断する必要がありますが、放棄の手続きが詐欺や脅迫によって行われた場合などは、例外的に家庭裁判所で相続放棄の取り消しの申述を行う事で相続放棄を取り消す事ができます。

相続手続きは専門家に依頼するのがおすすめ

相続手続きは個人でも行うことが可能です。しかし、通常はほとんどの方が手続きをしたことがないので、何から始めれば良いのか分からない、となってしまうことが多いようです。しかも手続きができたとしても、思わぬ不利益を被ってしまうこともあります。

そんなことを避けるためには、やはり専門家である司法書士などに依頼するのがおすすめです。専門家に依頼することで効率よく、トラブルを避けて相続手続きが行えますし、様々な手続きのために掛ける労力を無くし、ストレスなく手続きを完了させることができます。相続で悩んだ際には、専門家へ依頼することをおすすめします。

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